【歯周病でどんな場合に手術が必要になりますか?】①

非外科的な治療で改善しない場合には手術が必要になります。

近年、外科的治療や歯周組織再生術などの新しい技術が開発されて、歯周外科の治療は格段に進歩しております。以前は歯周病が進行すると歯を失うことが多かったですが、現在は手術が出来る条件さえ揃えば、ある程度歯を残すことが可能です。

基本的に歯周ポケットが深くなってスケーリングやルートプレーニングでは歯石などの除去が十分に出来なくなった場合に手術が必要になります。
手術には歯ぐきの状態によっていくつかありますが、代表的なのは「フラップ手術(歯肉剥離掻爬術)」と言い、麻酔をして歯肉を切開してスケーリングやルートプレーニングで歯根面の汚れを綺麗に取り除いた後に歯肉を元に戻して縫合します。
この手術は健康保険が適用されます。手術時間は治療対象となる本数によって異なりますが通常は1時間程度で、縫合した糸は1週間後に抜糸します。

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【むし歯や歯周病は歯磨きで防げますか?】

むし歯や歯周病はむし歯菌や歯周病などの細菌が原因です。その細菌の塊が歯垢(プラーク)と呼ばれています。歯磨きでしっかりと歯垢を落とすことは、むし歯と歯周病を予防することに大変効果的といえますが、人によって磨き残しがある場合も多く、歯と歯の間の歯垢はデンタルフロスなどの歯間清掃用具を使って綺麗にする必要があります。

よって、むし歯や歯周病を防ぐポイントは

1.歯磨き

2.歯間清掃用具の使用

3.生活習慣の見直し

4.歯科医院での定期的なチェックとクリーニング

と言えるでしょう。

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【歯周病と口内炎は関係があるのですか?】

基本的には関係はありませんが、入れ歯や歯周病が引き金になることはあります。

口の中の粘膜に出来る炎症を総称したものが口内炎です。口の中の粘膜ならば頬や唇の内側や歯ぐき、舌など、どこにでも出来てしまいます。口内炎が出来る原因は誤って噛んでしまった時などに出来る傷や、お口の中の衛生状態の悪さ、ビタミンなどの栄養不足、体力の低下やストレス、ウイルスやカビからの感染など様々です。口内炎が出来ると潰瘍が出来て痛くなったり食べ物や飲み物が口の中でしみたり、会話が不自由になりますので、なかなか辛い病気だと言えるでしょう。

同じ口の中で生じる病気なので、歯周病と口内炎が関係していると思う方もいるでしょうが、基本的にこの2つの病気は関係はありません。
ただし、入れ歯や矯正器具の不具合で口腔粘膜に傷がついたり、虫歯や歯周病などで口の中の衛生状態が悪いと口内炎になることもありますので、全く関係がないとは言い切れません。
このような場合は入れ歯の調整や虫歯や歯周病の治療が必要になります。

なお、口内炎の治療は口腔外科が専門ですので覚えておきましょう。

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【歯石を取ったら歯と歯の間に隙間が出来てしまいました】

歯石を取った後の健康な形ですが、不安であれば相談をしてください。

歯科医院で歯石を除去してもらうと「歯ぐきが下がって隙間が広がり、以前より食べ物が挟まりやすくなった」とか「歯がしみるようになった」などという方が少なくないようです。特に歯石を除去する前に歯周病の症状が無かった人が逆に症状が出てしまい「納得がいかない」と感じる人が居てもおかしくありません。

歯ぐきが下がったのは、歯と歯の間を塞いでいた歯石を取ったことで歯ぐきの腫れが引いて、歯がしみるのは歯石を取った歯の根の部分が露出したためです。このような症状が出るのはある程度は仕方がないことです。何故ならば、歯石を取ることによって歯は「健康な形」を取り戻したと言えるからです。

ここでも大事なのはセルフケアです。歯と歯の間に挟まった食べ物は歯ブラシや歯間ブラシでしっかりと取りましょう。適切な歯磨きを続けていれば歯周ポケットも浅くなります。それでも歯周ポケットが気になる場合には歯科医師に相談してみてください。

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【歯石はどうやって取れば良いですか?】

スケーリングとルートプレーニングの2種類の方法があります。

歯石を除去する方法には、歯の表面や歯肉縁上に付着した歯垢や歯石、そのほかの沈着物を「スケーラー」と呼ばれる器具を使って除去する「スケーリング」と、「キュレット」と呼ばれる器具で歯肉縁下の歯石を取って、歯垢などで汚染された病的なセメント質を除去して歯根面を滑らかにする「ルートプレーニング」の2種類があります。

通常は初めにスケーリングを行いますが、それでも歯肉の状態が改善しない場合や、既に歯周炎を起こしている場合はルートプレーニングが必要です。
歯石除去は歯科医師や歯科衛生士が担当しております。

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【痛い思いをしないで治療は受けられますか?】

現在は無痛治療が普及しております。麻酔注射の痛みも気にならないほどになっております。

虫歯を削るときに代表されるように、歯科医の治療と言われると、どうしても「痛い」という印象がおありでしょう。治療で傷まないように麻酔をすると言っても、麻酔の針を刺せばチクッとします。しかし、麻酔の注射前に歯ぐきに表面麻酔をしてから注射をするので、注射針を刺すときの痛みを感じなくなってきます。

このように最近は「痛くない」治療を目指している歯科医院が増えております。痛いのが嫌で歯科医院に通えないという人も居るほどですので、痛みのない治療は魅力的です。痛みが心配な人は、歯科医院を受診する前に電話などで無痛治療をしているか確認をしてみましょう。

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【歯周病に詳しい歯医者さんはどう探したら良いですか?】

歯科医師選びの目安は歯周病専門医です。しかし、まだ少ないのが問題なのです。

歯科医院で外部に広告を掲げて良い診療科は「一般歯科」・「口腔外科」・「小児歯科」・「矯正歯科」の4つです。この中で、歯周病治療を担当するのは一般歯科なのです。そうは言っても、一般歯科では虫歯や補綴もしますので歯周病が専門という訳ではありません。その中から歯周病の専門医を見つけるのは、到底難しいかもしれません。

こんな時に参考になるのが、日本歯周病学会が一定の臨床経験や知識などを満たした歯科医師に対して授与している「日本歯周病学会専門医」という資格です。日本歯周病学会のホームページにに専門医が居る歯科医院や病院が掲載されております。
しかし、問題なのは歯周病認定医がまだまだ少ないことです。全国に830人あまりしか居りません。しかも大都市に集中しており、中には1人も在籍していない都道府県もあります。
当院でも月に1日、日本歯科大学附属病院総合診療科の仲谷寛教授が来ております。

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【他の病気があると歯周病になりやすいのですか?】

糖尿病は危険因子の1つで、歯周病との悪循環に気を付けましょう。

糖尿病の人は歯周病になりやすく重症化しやすいと言われております。糖尿病の場合は、高血圧が続くと血流が悪くなり、全身の細胞に酸素と栄養が送られなくなって体の抵抗力が低下してしまいます。そのため血管の細胞はもろくなってしまい、ちょっとしたことで傷がついて炎症を起こしやすくなってしまいます。口の中も同じように抵抗力が落ちているため、歯周病菌に感染しやすく血管ももろくなっているのですぐに歯ぐきが炎症を起こしてしまいます。このため糖尿病の人は歯周病になりやすく重症化しやすいのです。
さらに、歯周病があると糖尿病が悪化しやすいので、糖尿病があると歯周病になりやすく、歯周病があると糖尿病が悪化しやすいという悪循環なので、糖尿病の方は歯周病のケアには気を遣いましょう。

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【歯周病があると他の病気になりやすいのですか?】

メタボリックシンドローム、いわゆるメタボなどの生活習慣病のリスクが高まります。

以前から、歯周病菌は血液中に入り込んだり喉から飲み込まれるため全身の病気との関連が指摘されています。近年明らかになってきたのは歯周病から糖尿病や肥満、動脈硬化などのメタボリックシンドロームに関係する生活習慣病のリスクを高めます。
メタボリックシンドロームの元凶は、おなかの中に脂肪がたまる内臓脂肪です。歯周病で強い炎症を起こしている歯周組織に多量に存在している炎症物質のTNF-αは内臓脂肪からも分泌されるので、歯周組織にあるTNF-αが血液中に流れ込むと内臓脂肪が分泌されるTNF-αに上乗せされてメタボリックシンドロームがさらに悪化すると考えられています。
またTNF-αは血糖を処理するインスリンの働きを低下させてしまうので、歯周病があると糖尿病が悪化しやすいことも分かっています。歯周病菌は血管内に入って血管壁に付着すると動脈硬化が始まると言われております。実際に動脈硬化のある冠動脈から歯周病菌が発見された報告があるので気を付けましょう。

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【歯周病は胎児にも影響すると聞きました】

歯周病を持つ妊婦さんは確かにリスクはあるという報告が多いですが、妊娠中でも治療することは可能です。

正常体重児を出産した母親に比べて、低体重児を出産した母親の方が歯周病が進行していたという報告が多く、最近は歯周病と低出生体重児や早産との関連も指摘されております。
原因は歯周病で炎症が起こった時に増える炎症物質の1つであるプロスタグランジンの関与が疑われております。
これは正常な出産の時にも分泌されて、子宮筋を収縮させて出産を促しているので、陣痛促進剤としても使われております。
このプロスタグラジンが歯周病で増えることによって血液中のこのプロスタグラジンも多くなり、胎盤を通過して胎児の成長に影響を及ぼしたり子宮筋を収縮させて出産を早めてしまうのではないかと言われております。

ただ、妊娠中であっても歯周病の治療は可能です。米国の報告では、妊娠中に非外科的な歯周病の治療を受けても早産のリスクは高まらないとされています。
なので、妊娠中の場合は4~7ヶ月の安定期に歯周病の治療を受けると良いでしょう。

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