【歯周病の治療期間はどれくらいですか?】

重症度によってそれぞれ治療期間は違いますので、一生付き合っていくつもりでメンテナンスをしましょう。

軽度であれば数回の通院で済みますが、重症化すれば1年以上掛かる場合もあります。

また歯科医師の考え方や治療方針によっても治療期間は異なります。歯周病は高血圧や糖尿病などの生活習慣病と同じで慢性疾患です。

治療が済んでも終わりではありません。

歯磨きは毎日降圧薬(血圧の薬)などを飲むのと同じで、治療期間の長短にこだわるよりも、長く付き合っていける歯科医を見つけることが大切です。

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【歯周病はどう治療するのですか?進行度によって違うのですか?】

まずは歯周基本治療からです。改善しなければ手術が必要になります。

一般的に歯周病の治療には時間が掛かりますので、それを面倒臭がって途中で通院を止めてしまう人も少なくありませんし、「歯磨き以外に簡単な方法はないのですか?」と不満に感じている人も居ることでしょう。
基本的な治療の進め方は、日本歯周病学会編『歯周病の診断と治療の指針2007』(医師薬出版)に示されております。それによると、歯周病治療は大きく分けて2種類です。

まず1つは「歯周基本治療」。
歯周病の原因を1つでも多く取り除くことです。プラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、歯垢を増加させる因子(虫歯・補綴物)の修正、かみ合わせの調整などを指し、全ての歯周病の患者さんに行うものです。

もう1つは「歯周外科治療」。
歯周基本治療をしても、4mm以上の深い歯周ポケットが残っていた場合や、歯周病によって破壊された歯周組織を再生したい場合に歯周外科による治療(手術)が選択されます。

 

 

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【糖尿病とお口のケア】

日本人の40代以上の人の10人に1人は「糖尿病」にかかっているといわれています。

糖尿病は代表的な生活習慣病の一つで、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足して血糖値(血液中の糖)が異常に高くなる病気です。

「糖尿病」になるとお口の中が乾きやすくなり唾液の量も減るため、お口の中が汚れやすくなり口臭がきつくなり、併せて免疫力も低下するので「歯周病」になりやすくなります。

糖尿病の人の7~8割が「歯周病」などお口のトラブルを抱えていると言われています。

感染に対する抵抗力も弱くなるため、「歯周病」から重症の感染症を引き起こすこともあります。

一方で「歯周病」を治療すると血糖値がコントロールしやすくなり、「歯周病」の改善が「糖尿病」の改善に関係することが報告されています。

生活習慣病の改善にもお口のケアは大切だということ、日ごろから定期健診などで自分の歯の状態を把握していくことが、重大な病気から身を守ることにつながっていくと言えるでしょう。

 

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【特定の時間に歯が痛みます。これはむし歯ですか?】

入浴時や入眠時(眠りにつく前)に頻繁に歯が痛むようであれば、むし歯が進行している場合があります。

その時間は体温が上がるため、象牙質内にある極小管である象牙細管に入った体液が少し膨張します。むし歯のない歯の場合、そのようになっても何も感じませんが、むし歯により歯の神経に炎症が起きている場合、その膨張も刺激となり歯が痛むことになります。

また就寝中は唾液の分泌が少なくなるため寝る前の歯磨きを忘れていたり、丁寧に歯を磨かなかったりすると、口内のpHが酸性になったままになります。そうなってしまうと虫歯が急激に進行してしまうためそれが原因となり痛みが出ることがあります。

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【歯周病、歯肉炎と歯周炎は何が違うのですか?】

歯周炎と歯肉炎は進行度で、歯周病はその総称です。

最初に覚えておいて欲しいのが、歯を支える歯周組織に起こる病気の総称が「歯周病」です。
その中で歯肉に炎症が起こっている段階を「歯肉炎」と言い、歯肉炎が進行して歯を支える歯槽骨まで炎症が及んだ段階を「歯周炎」と言います。そのため、歯肉炎と歯周炎は歯周病の進行具合の違いと言って良いでしょう。歯周病の初期の段階が歯肉炎で、進んだ状態が歯周炎となります。

現在は歯周病も早期発見・早期治療が大切です。何故かというと、歯肉炎の段階であれば適切な歯磨きで治ってしまうこともあるからです。しかし、それが歯周炎まで進行すると、歯肉を切除したり、歯肉を剥離して歯の根元に付着した歯石を取らなければならなかったり、歯周組織を再生する「歯周外科」の治療が必要になることもあります。場合によっては歯を抜くことも必要になるかもしれません。
そうならないために歯肉炎の段階で治療を受けることが大切です。

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【歯周病でどんな場合に手術が必要になりますか?】②

前回述べたフラップ手術(歯肉剥離掻爬術)の他にも腫れが引かない歯肉を除去する方法や、歯周ポケット自体を切除する方法、プラークコントロールが適切に出来るように歯肉や粘膜の形を変える方法などがあります。しかしこれらの手術では1度破壊されてしまった歯周組織は元に戻すことは出来ません。
そこで最近注目されているのが、専用の人工膜(GTR膜)や「エムドゲイン」というたんぱく質を使って失われた歯周組織を再生する「歯周組織再生療法」です。GTR法は保険が適用されるようになりました。手術後に健康な歯周組織が再生されるまでには1年から1年半ほど掛かってしまいます。

このように、歯周病の手術は進化を遂げております。「手術」と言われると「怖い」と思う人も居るかと思いますが、非外科的治療で改善しなければ、今や必要不可欠な治療となっています。

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【歯並びが悪いとむし歯になりますか?】

歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくい箇所ができてしまいます。無意識に同じ部分ばかり磨いてしまうことが多く、歯並びが悪い箇所が磨き残しとなってしまい、むし歯になってしまう可能性が高まってしまいます。

歯並びが悪いと感じている人は、どこが磨き残してしまうのかを確認し、自分にあった歯磨きの仕方を教えてもらうといいでしょう。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも併用してください。また、歯科医院での定期的なクリーニングも行うとより効果的にむし歯を予防できるでしょう。

また、歯を矯正することによって歯磨きがしっかりとできるようになり、結果むし歯を予防できるという可能性もあります。歯並びによってむし歯になりやすいと感じている人は、歯科医院で矯正も含め相談してみると良いでしょう。

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【むし歯の治療回数を教えてください】

むし歯の治療回数は最初の診断で進行状況や位置が確認され大体の治療回数が分かります。

初期のむし歯は削らず様子を見ます。その後、もしむし歯が少し進行してしまっても小さく削って詰め物をする治療であれば1回で終了します。

むし歯が少々進行してしまい削ってから被せ物をする場合は、型を取る必要があるため少なくとも2回は通う必要があります。

さらに進行していたり、神経を取る治療など複雑な治療が必要な場合はそれに応じて回数は増えることになります。
むし歯が進行すると治療回数も増え、治療費もその分かかってしまいます。日頃の歯のセルフケアは非常に大切であり、定期的に歯科医院でのクリーニング、検診に行くようにしましょう。

 

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【むし歯によって歯が痛むのはなぜ?】

歯は大きく分けると「エナメル質」「象牙質」「歯髄」の3層からできています。エナメル質は硬い組織のため歯を保護してますが、内側の象牙質と歯髄は完全には分かれていなく、象牙質は神経とつながっている管があるため、むし歯で痛みが生じたりしみる原因は、むし歯菌などによる歯の神経の刺激によるものです。

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【歯ブラシの適切な交換時期は?】

歯ブラシは1ヶ月ごとに交換することが理想的と言われていますが、少なくとも2~3ヶ月で替えましょう。

歯垢は歯ブラシの毛先を歯面や歯ぐきの間に当ててこすり落とすため、毛先が開いた歯ブラシでは磨く必要のある場所に当たらず歯垢の除去能力は非常に低くなっています。

歯ブラシの毛先が広がってしまっている場合は歯磨きをする際力を入れすぎてしまっているので、優しく磨きましょう。

 

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