被せた歯でも虫歯になってしまうのでしょうか?

虫歯治療の後の被せ物、天然歯の上から覆うクラウンですが、被せた後も虫歯になってしまうのでしょうか?

クラウンは人工物ですので、それ自体は虫歯にはなりませんが、その下にはまだ天然歯が残っています。そしてクラウンと天然歯の間に僅かでも隙間があると、そこから汚れが入り込み、被せ物の内側で虫歯が進行してしまいます。

これを「二次う触」と呼び、大人の虫歯には多いのです。

どうして二次う蝕になってしまうのでしょうか

それは、きちんと歯に装着されたクラウンでも歯周病や間違ったブラッシングで歯ぐきが下がり、歯根が露出してしまうことがあるのです。

いままで歯ぐきで覆われていた歯根は柔らかい象牙質で出来ています。虫歯が進行しやすいのです。

また神経を取った歯は痛みを感じませんから、虫歯が進行していても、自分では気が付くのが遅くなってしまう事が多いのです。

被せ物の根元は丁寧にやさしく磨く。

二次う蝕になるとクラウンを外してむし歯の治療をする必要があります。

当然、クラウンはもう一度作り直すことになってしまいます。

クラウンやブリッジなど被せ物をしている歯は、意識して根元の部分を磨く必要があります。ただし、硬い歯ブラシでゴシゴシ磨くとかえってよくありません。

歯ぐきが下がってしまい、歯根を傷つけてしまう事があります。

ブラッシングは力を入れずに磨きましょう。

歯と歯茎の境目を丁寧にやさしく磨いてくださいね。

もちろん歯科医院での定期的な検診は欠かせませんね。

歯が抜けちゃったけど、1本くらいなら放っておいても大丈夫?

虫歯がおおきくなったり、歯ぐきの炎症がひどかったりして、歯医者さんで歯を抜いてしまいました。でも奥歯だから目立たないし…と思ってそのままにしてしまいました。

笑っても見えにくい奥歯だからと言って抜けた歯を放っておいてはいけません。平均的に最初に失われがちな歯は、下の奥歯です。厚生労働省の調査によると、左右の第一大臼歯または第二大臼歯は平均50歳前後で失われています。

歯を抜いてしまうと「噛みにくい、発音しにくい、見た目が悪いなど、気になることが多いのですが、抜けてしまった歯が奥歯で目立たない場所なら、食べにくくても反対側で噛めば何とかなると放置してしまう人もいます。

このままの状態にしておくことはお勧めできません。1本をなくした段階で、すぐに義歯・ブリッジ・インプラント・を入れることが必要です。

何故かというと、歯が抜けてしまうと時間の経過と共に歯並びに変化が現れるのです。

徐々に噛み合わせが悪くなってきます。そして全身へも影響が出始めるのです。

歯には失ったスペースを埋めようとする働きがあります。第一大臼歯が抜けてしまった場合、上のスライド後ろの歯が空いたスペースを埋める様に倒れてきます。

さらに上の歯が下に向かって伸びてくるのです。

そうして少しずつ歯が動いてしまうのです。歯が動き始めると、その隣の歯、またその隣の歯と、ドミノ倒しのような変化が起こり、噛み合わせが変わってしまうのです。

この状態になってしまったら注意が必要です。

噛み合わせが変ってしまうと、顎に痛みのある顎関節症や、慢性的な肩こり、腰痛といった全身性の症状があらわれてしまうことがあるのです。

早めに義歯・ブリッジ・インプラントを入れてきちんと噛める状態に戻しましょう。

しっかりと噛めることは、美味しくたべられること。

それは、とても幸せな事ですよね🍀

歯医者さんでのクリーニング(PMTC)

歯のお掃除というと、いつも自分できれいに歯磨きしている部分だけではありません。歯科衛生士さんに歯茎よりも下の部分を診てもらいましょう。歯磨きだけではどうしても落とせない部分の歯垢や、歯周ポケットの奥についてしまった歯石を取り除いてもらう事です。

歯医者さんでのお掃除はPMTC(Professinal Mechanical Tooth Cleaning)といわれる歯科衛生士さんが専用の機器を使って歯垢や歯石や着色汚れを取り除いてくれます。

スケーラーというかぎ状の器具で歯垢や奥の歯石をかきだしてくれるのです。

また歯の表面も磨いてくれます。

歯と歯の間をゴム製の研磨道具で磨きます。その時とても細かい粒子の研磨剤を使って磨きますので、歯の表面がツルツルになります。ツルツルになった歯の表面には汚れが付きにくく、奇麗な状態を保ちやすくなるのです。

きれいになった歯を自分でも持続出来る様に歯磨きの仕方もチェックしてもらえます。

教えてもらったら、しっかり覚えて歯磨き上手になりましょう。

お掃除が終わった後には、歯が虫歯になりにくいようにフッ素を塗ります。歯と歯の間や歯茎との境目などの虫歯になりやすいところには、しっかりケアしたいですね。

歯医者さんでお掃除をしてもらうと、お口の中がスッキリしてとっても気持ちが良いいですよ。

今回ご紹介したPMTCは残念ながら保険診療ではありません。PMTCは1時間ほどかかりますが、1万円程度が目安となります。

歯茎の奥の歯石の付着をそのままにしておくと徐々に歯周病になってしまいます。

虫歯が口臭の原因となることはありませんが、歯周病は口臭を伴うことがあります。歯周病になると歯茎から血や膿が出てしまいます。それらを口の中の細菌が分解して「揮発性硫黄化化合物」という臭いの原因となる物質を発生させます。

この中には主に「メチルカプタン」という腐った様な生臭いガスを発生させるのが特徴です。

さらに揮発性硫黄化合物は歯周病も悪化させてしまうのです。

口臭が気になったら、歯医者さんでのPMTCで歯茎の奥まできれいにしていもらいましょう♡

きっとスッキリ快適になりますよ。

虫歯予防に欠かせないものは?

虫歯予防というと、まずは歯磨きですね。ですが歯磨きグッズにもたくさんの種類があり迷ってしまう事はありませんか?

多くの歯医者さんが共通して提唱する、必ず使ってほしいグッズは、

  • 歯ブラシ、(手みがき)
  • 歯みがき剤、
  • デンタルフロス、
  • 歯間ブラシ(不要な人もいます)の4つです。

歯の形は複雑で隙間も人によって違います。

歯並びやかみ合わせ、歯周病の進行度合いなどで、選ぶものが変わってきます。歯医者さんに相談しながら、自分の使いやすいものを選んでくださいね。

おすすめグッズを見ていきましょう。

歯と歯の接触面の歯垢は、デンタルフロスを使わないと落とせません。歯と歯ぐきの隙間は歯間ブラシが効果的です。歯並びによっては使わない人もいますね。

歯みがき剤はフッ素などのお薬の効果で虫歯予防が期待できます。

これらのグッズにプラスして歯医者さんがおすすめするのが電動歯ブラシです。

電動歯ブラシは手磨きだけでは取り切れない歯垢を除去する効力があります。逆に、手みがきだからとれる汚れもあるので、併用して使うことで予防効果は高くなるのです。

歯垢を取り除くのには歯みがきが基本ですが、歯ブラシによるケアだけで落とせる歯垢は

全体の6割に過ぎません。デンタルフロスや歯間ブラシを併用してようやく8割となります。残りの2割はというと、歯垢が石灰化して歯についてしまったものや、(時間が経つと歯石となります)、手みがきの癖によるみがき残しになります。

ホームケアだけでは取り切れないものが歯石なのです。あとは歯医者さんのプロフェッショナルケア(PMTC:プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・ケア)にお任せしましょう。

信頼できる歯医者さんにで定期的に見てもらうことが大切なんですね。

シーラントによる虫歯予防

シーラントという言葉を聞いたことはありますか?シーラントとはフッ素塗布と並んでよく行われる子供の虫歯の予防処置です。

複雑な溝がある奥歯は歯垢が溜まりやすく、虫歯になりやすいものです。特に子供の5歳から9歳くらいの間に歯が生えかわり、永久歯がゆっくりと生え始めます。この時期の第一大臼歯(6歳臼歯)といわれる奥歯はとても虫歯になりやすいのです。

そこで、この奥歯の溝をプラスチック樹脂の一種で埋める方法がシーラントです。

このシーラントは、第一大臼歯に多く行われます。というのは第一大臼歯は生え始めてからきちんと成長して生え終わるまでに時間がかかります。生えたばかりの永久歯は、背が低く磨きにくいため、初期虫歯になりやすいという特徴があるのです。

その為シーラントを行うタイミングは、奥の第一大臼歯が生え始めた時というのが目安になります。あらかじめ溝を埋めてしまう事で、虫歯予防には効果が高いのです。

歯の溝を埋めるシーラントですが、永久的に溝を埋めるものではありません。そのため、歯がまだ大人になる前に取れてしまうこともあります。また、乳歯にもシーラントをすることも出来ますが、乳歯は未だ溝が浅くシーラントが取れやすいといった事もありますので、歯医者さんに相談してみてください。

また定期検診などでこまめにチェックして、必要があれば処置をしてもらうといいですね。

そして、定期検診の際には、歯科衛生士さんに正しい歯みがきの方法を教えてもらいましょう。

小学生になると、少しずつ自分一人で歯磨きが出来る様になります。その時期に正しい歯みがきの仕方をしっかり覚えて歯磨き上手になることが大切です。

歯垢が赤く染まる染だし剤で子供でも目で見て気が付けるようにしたり、兄弟でどっちがきれいになったかをくらべっこしてみるのも楽しいですよ。

歯医者さんで、シーラント処置をするには、まず歯をきれいにお掃除します。

しっかり歯の汚れを機材や歯ブラシで落としてから処置しないと、シーラントの下に汚れが残ってしまい、その場所から虫歯になる可能性があります。

歯のお掃除が終わり、きれいになった歯の溝にシーラント剤を流しこみます。流し込んだシーラントに光を照射して固めます。最後にしっかり固まっているのかチェックして処置は完了になります。

シーラント後は飲み物や食事などしていただいても大丈夫ですよ。

シーラントがしっかり固まるまでは、お子さんがしばらくお口を開けておくことが必要ですが、シーラントは保険適用になっていますので、永久歯が生え始めたら歯医者さんに相談してみてください。

虫歯の種類

虫歯には大きく2つの種類があります。

一つ目は、最初は小さな黒い変色として見える、もしくは小さな穴やくぼみで、この小さな穴が段々と大きくなってしまうタイプです。このタイプは、ミュータンス菌が砂糖を餌にして酸を作り出す事で歯を溶かしていき、徐々に歯に大きな穴をあけてしまいます。

最初は表面のエナメル質から始まり、象牙質さらには歯髄へと進むと神経も刺激されてとても痛くなってしまうのです。

子供から大人までよく知られていますので、虫歯といとみなさんこのような進みかたをイメージすると思います。

虫歯にはもう一つのタイプがあります。

それは、見た目には変化の無い「隠れ虫歯」です。固いエナメル質には異常が見られず、中の象牙質がダメージを受けてしまうのです。どうしていきなりエナメル質の下にある象牙質から虫歯になってしまうのでしょうか?

それは、歯茎の状態が関係しています。年齢とともに歯茎がやせて下がってしまう事で、歯の根面の象牙質があらわになっています。むき出しになってしまった象牙質は表面を覆っているエナメル質よりも柔らかく、弱い酸で溶けだします。そのためミュータンス菌が作り出した酸によって、虫歯になってしまうのです。

このタイプの虫歯は自分では見つけにくいだけでなく、象牙質の溶ける進行が速い為、すぐに神経まで達しやすいのが特徴です。

歯の根面う蝕といういきなり象牙質から始まってしまう虫歯は、早めに歯医者さんで見つけてもらいましょう。前回に続き虫歯についてご紹介致しました。

お口の中で、自分では気が付かない内に進んでしまっている虫歯があるかもしれまん。気になったら、まず歯医者さんに検診をお願いしてみましょう。

もしくは、歯科衛生士さんにクリーニングをしてもらうのも良いですよ。毎日のブラッシングだけでは出来ない部分もきれいになります。

次回はお口のクリーニングについてお伝えしたいと思います。

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ご存じですか?虫歯予防DAY

もうすぐ梅雨の季節を迎えますが、6月4日は虫歯予防デーなのをご存じですか?

6月4日が6(む)4(し)と読めることから、6月4日を虫歯予防デーとしていたのが始まりだそうです。

みなさんは痛くなる前に虫歯を見つけたことはありますか?

歯が痛みだしてから虫歯に気づく事がありますよね。

でも痛みを感じる状態になった時は、かなり虫歯が進んでいる事が多いのです。

鏡で見た時に直ぐに気づく様な前歯や奥歯など、黒くなっている虫歯は見つけやすいですが、歯と歯の間の虫歯などを自分で見つけるのはとても難しいものです。

また、舌で触れた時にザラっとした感じがするといった時に気づく事もありますが、注意していないと自分では気づきにくいものです。

まずは現在のお口の中の状態をよく知る事からはじめてください。

それには歯医者さんで診てもらうのが一番です。

では、まだ痛くない時には治療はしなくてもいいのでしょうか?

虫歯は痛む前の治療が大切です。

残念ながら虫歯は自然に治ることはありません。

歯の痛みが無いからといってそのままにすると、進行して神経を刺激する様になり、痛みが出てしまいます。

また、しばらく痛かったのに放っておいたら痛みが消えてしまったというような場合は神経が死んでしまった可能性もありますので、必ず歯医者さんを受診しましょう。

少し黒くなってきた虫歯でも、痛みがなく、表面に穴もない状態の場合はプラーク(歯垢)を取り除いたらフッ化物を塗布する治療をして、虫歯の進行が止まるかどうか経過を観察してもらいます。

それと同時に、他の歯も虫歯にならない様に歯磨きの指導もしてくれますので、しっかり身に着けていきましょう。

歯がちょっと黒くなっているなと気づいたら、まずは歯医者さんへ。

虫歯になってしまうと痛みがでたりして嫌ですよね。虫歯は自分ではなかなか見つけられません。

鏡で見えない歯と歯の間や歯茎の境目に気づかないうちに虫歯が進行しているかもしれません。

毎日安心して過ごせるように虫歯は早く見つける事、そして適切な治療をしてもらうために、定期的な検診に歯医者さんへ行くことがとても大切ですね。

6月4日の虫歯予防デーと10日までの予防週間に、お口の中をチェックしに歯医者さんへ行ってみてくださいね。

ミズキデンタルオフィスでは虫歯予防・お口の健康月間として、6月1日から30日までの間に当院受診されSNSフォローしていただいた患者さんに素敵なプレゼントを用意しております♡

詳しくは受付スタッフまでお気軽にお問合せ下さい。

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歯周病:セルフケアとプロフェッショナルケア

毎日の歯磨きを頑張っていても歯茎が腫れてしまったことはありませんか?

それは歯周病かもしれません。歯茎が炎症を起こしているときはプラークや歯石が溜まってしまっています。

家庭でのブラッシング(セルフケア)は歯茎より上の部分、目に見える部分しかきれいにできません。

プラークや歯石が溜まってしまうのは目に見える部分だけでなく、外からは見えない歯周ポケットの奥深くにもついてしまいます。

この部分は歯ブラシが届きにくいため、ブラッシングだけでは歯茎の炎症や歯周病は治りません。

歯医者さんでの歯石の除去をしておく必要があるのです。歯周ポケットの奥の歯肉縁下歯石がゴツゴツとあると、その周りにプラークがつきやすくなります。これらを除去し、歯ぐきの健康を取り戻すのが歯医者さんでのケア(プロフェッショナルケア)なのです。

毎日の歯磨きと定期的な検診はお口の健康のためにとても大切ですね。

歯周病再生治療薬(リグロス)

落ち葉がまう季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?保険適応の歯周病再生治療薬(リグロス)について、業者の方に来ていただき研修を受けました。

外科処置が必要な歯周病治療を行う際、使用すると歯周組織再生の効果を上げる薬剤で、臨床結果をみても安全で効果的である事がわかりました。

歯を失うの原因の1位は虫歯ではなく歯周病です。歯周病が進行すると歯を支えている骨が溶けて歯が動くようになり最終的には抜けてしまいます。

ご自身の歯を1本でも長くもたせる為にも定期的な検診と状態にあった治療が必要になります。院内にて資料も準備してありますので、気になる方は当院受付にてお申し付けください。

歯科助手 K

口腔機能低下症について

 

口腔機能低下症の院内勉強会

2019年11月12日、ミズキデンタルオフィス院内にて「口腔機能低下症について」の勉強会を行いました。

当日はGCの方にいらしていただいてIpadを用いた説明を聞いた後、口腔機能低下症の診断に用いる機材の取り扱いについて教えていただき、実際にスタッフ同士で使用感を試してみました。

口腔内低下症とは、口の元気が低下した状態の事をいいます。硬いものが食べにくくなった、滑舌が悪くなった、口の中が乾く・・・など

栄養の偏りやエネルギーの不足の原因となり、全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

もし気になる症状などがございましたら、お気軽にご相談ください。

歯科助手 K