顎関節症は、カウンセリングや生活指導のみで完治する人もいれば、何回も再発を繰り返す人もいます。
大事なのは、原因と考えられていることを、除去していくこと。ストレスがある人は、ためすぎないように心がけましょう。
また、片側でかんだり、かみしめ、ほおづえ、歯ぎしり、うつぶせ寝など、悪い癖をなくしていくことも大切です。
ストレスを避け、毎日ストレッチやエクササイズをすることが、再発を防ぐコツといえるようです。
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【あごと肩こりや頭痛は関係あるの?】
【健康保険は使えるの?】
【歯並びは関係あるの】
歯並びが悪いせいで、かみ合せがずれてしまい、あごに負担がかかっている可能性も考えられます。しかし、それが直接、顎関節症の原因となっているかどうかはわかりません。
歯並びが悪かったり、むし歯や歯が抜けていたり、入れ歯が合わなかったり、口の中の状態が悪い人でも、顎関節症にならない人はいくらでもいるからです。むしろ、ストレスなどの他の要因の方が多いのかもしれません。
ただし、歯並びの悪い人は「将来、顎関節症になる可能性をはらんでいる」ということはいえるかもしれません。歯並びの悪い人は、かみ合せも悪いことが多いからです。
顎関節症が発症したら、その原因が歯並びのせいなのか、別の原因か、専門家に相談してください。
【かみ合わせを治したら予防できる?】
【どうして女性に多い?】
【治療期間はどのくらい?】
【認知行動療法とは?】
【スプリント療法はどんな治療?】
【顎関節症でも保存療法のみで経過観察する場合がある?】
症状により保存療法のみで経過観察して様子をみることもあります。
顎関節症の治療には痛みを取り除く対症療法と、原因そのものを取り除く原因療法があります。
一連の検査をして、顎関節症が軽度であると診断した場合には、原因を除去する生活を心がけてもらい、保存療法のみで経過観察する場合があります。あごに無理をせず、悪い癖を取り除き、ストレスをやわらげるだけで改善していく人もいるのです。
予防的に就寝時にはバイトプレートを装着することもあります。
積極的な治療をするのは、痛みと口が開きにくい場合です。炎症を抑えるために消炎鎮痛剤を投与します。痛みがとれたら、関節を少しずつ動かして口を開ける運動療法をします。よく動く関節は血液を呼び入れ、栄養の供給と老廃物の運搬をよくするので症状が改善します。