ホワイトニングの薬剤って、歯を傷めるの?

ホワイトニングは歯医者さんで特別な薬剤を使って施術します。

ホワイトニングは削らない治療ですから、歯を傷つけることはありません。でも薬剤の影響が気になるという方もいらっしゃいます。薬剤の化学反応によって影響が出るような事はあるのでしょうか?

ホワイトニング剤の主成分は、ホームホワイトニング用が過酸化尿素、オフィスホワイトニング用が過酸化水素で、オフィスホワイトニングの方が作用の強い薬剤になっています。

いずれも厚生労働省が承認しています。今までにホワイトニングの薬剤によって歯へのダメージがあったという報告はまだありませんので、薬剤による歯への悪い影響は無いと言っていいと思います。

歯科治療の先進国であるアメリカで、ホワイトニングが始まって20年以上になり、治療を受けた人数は数千万人にもなります。

こんなに沢山の症例があるですが、現在までに問題になったことはありませんので、安心して施術してください。

ホワイトニングの治療は痛いのでしょうか?

治療中にホワイトニングの薬剤が粘膜や皮膚についてしまうと、痛みを感じる方もいらっしゃいます。

ホームホワイトニング剤では、痛みが出ることはほとんどありませんが、歯医者さんで施術するオフィスホワイトニングの薬剤は高濃度ですので、痛みが出たら我慢せずに直ぐに歯医者さんに伝えましょう。

オフィスホワイトニングでも、ホームホワイトニングでも同じ様に冷たい刺激に対する知覚過敏を感じる方が4割程度の人に起きていますが、少し時間をおくと消えてしまう事が多く特に心配ない症状です。

また、予防のためにお薬を使用することもありますので、痛みが心配な方は歯医者さんにしっかりと相談してください。

どうしよう?一本だけ色が違ってきた・・・


どうしよう?一本だけ色が違ってきた…:ホワイトニング編

虫歯になって治療した結果、神経を抜くこともあります。神経を抜いてしまうと、歯の色が黒ずんでしまったり、茶褐色に変色してしまう事があります。

他の歯は白いのに一本だけ色が変わってしまうと不自然に目立ってしまいます。通常のホワイトニングを施術した場合に、その歯も白くすることは出来ますが、周囲の歯色と同じ様にすることは難しく、比べると違いが出てしまいます。神経を抜いた歯は白くできないのでしょうか?

ウォーキングブリーチという治療法で、歯の内側から白くする方法があります。

神経を抜いた歯には中に充填剤が詰められていますが、この詰め物を途中まで取り除いた後、空いたスペースに過酸化水素とナトリウムを混ぜた薬剤を詰めることで、歯の内側から変色を元の色に戻す方法があります。

中に詰めた薬剤は歯の色が白くなるまでに数回ほど詰め替えをする必要があります。週に一度は通院をして薬剤を詰め替えて、1カ月から1カ月半ほどかかります。

この内側から白くするウォーキングブリーチも治療を受けると、周囲のまだ神経のある歯との色の差が少なくなり一本だけ違っていた色が目立たなくなります。

デメリットも知って選びましょう

自分の歯を内側から白く目立たなくすることは出来ますが、歯の根が溶けてしまうというケースもあります。

歯を白くするために、その歯の根を痛めてしまうのは残念なことです。

どうしても目立ってしまう場所だったりする場合、歯医者さんとよく相談して治療方法を選ぶことが大切です。

ホワイトニングが気になっていらっしゃる方は、お気軽に受け付けスタッフまで、ご相談ください。

ホワイトニングを受けるときに

「白い歯」という言葉からイメージする白さは、人それぞれ違ってきます。ホワイトニングの治療で、患者さんと歯医者さんが違うイメージをもっていしまったら、ホワイトニングには納得がいかなかったという事になってしまいます。

そこで、初診時のカウンセリングがとても大切になってきます。

初診時のカウンセリングで、ご自身のご希望を伝えてください。例えば、来月に結婚式があるからそれまでにといった具体的な希望も大切です。またお仕事などの関係で通える時間が限られているなど、生活に合わせて出来る事も伝えましょう。

歯には個人差がありますので、歯医者さんも患者さんの歯によってはホワイトニングできる限界もあります。早くに白くして、長く維持するためには、ヂュアルホワイトニング(オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用)が最適です。

どんな白さにしたいですか?

イメージしている白さ、自分が望んでいる白さは、どのくらいの色なのかを最初に伝えます。芸能人の〇〇さんみたいに・・・

その芸能人の方ははを削って被せていると思われることもあり、薬剤で白くするホワイトニングでは難しいと説明されるかもしれません。

カラーガイドを見て、多くの患者さんは、一番白い色を選ぶそうです。ですが歯医者さんからみて、不自然な白さに感じられることもあるそうです。また、その色を維持するためには頻繁にホワイトニングが必要になる場合もありますので、最初によく相談しましょう。

エナメル質の厚みによってホワイトニング剤の反応具合が違いますので、どれくらい白くなるかは、やってみないとわからない部分があるのです。

被せた歯でも虫歯になってしまうのでしょうか?

虫歯治療の後の被せ物、天然歯の上から覆うクラウンですが、被せた後も虫歯になってしまうのでしょうか?

クラウンは人工物ですので、それ自体は虫歯にはなりませんが、その下にはまだ天然歯が残っています。そしてクラウンと天然歯の間に僅かでも隙間があると、そこから汚れが入り込み、被せ物の内側で虫歯が進行してしまいます。

これを「二次う触」と呼び、大人の虫歯には多いのです。

どうして二次う蝕になってしまうのでしょうか

それは、きちんと歯に装着されたクラウンでも歯周病や間違ったブラッシングで歯ぐきが下がり、歯根が露出してしまうことがあるのです。

いままで歯ぐきで覆われていた歯根は柔らかい象牙質で出来ています。虫歯が進行しやすいのです。

また神経を取った歯は痛みを感じませんから、虫歯が進行していても、自分では気が付くのが遅くなってしまう事が多いのです。

被せ物の根元は丁寧にやさしく磨く。

二次う蝕になるとクラウンを外してむし歯の治療をする必要があります。

当然、クラウンはもう一度作り直すことになってしまいます。

クラウンやブリッジなど被せ物をしている歯は、意識して根元の部分を磨く必要があります。ただし、硬い歯ブラシでゴシゴシ磨くとかえってよくありません。

歯ぐきが下がってしまい、歯根を傷つけてしまう事があります。

ブラッシングは力を入れずに磨きましょう。

歯と歯茎の境目を丁寧にやさしく磨いてくださいね。

もちろん歯科医院での定期的な検診は欠かせませんね。

【激安で歯が白く出来るという宣伝は大丈夫?】

適切な材料を使ったり適切な治療のためには適切な材料を使ったり、設備を整えたりと、それなりの投資が必要ですので、「低価格」を謳っている歯医者さんには注意した方が良いでしょう。

オフィスホワイトニングは高価なレーザーやLED照射器が必要だったり、安全に早く歯を白くするためには海外から薬剤を輸入するケースもあるので、必然的に高価になってきます。

また、医院の土地代やテナント代が治療費に反映されます。それでもこの価格設定にするには理由があって、スーパーのセールと同じで、目玉商品を作ることによって患者さんの受診を促したいからです。
治療の際は近隣の大学病院の価格を参考にしてみてください。くれぐれも「激安」という言葉には踊らされないようにしましょう。

【健康な歯を削って歯を白くして大丈夫なんですか?】

ラミネートべニアにしてもジャケットクラウンにしても、まずは歯や骨の状態を確認してから、歯を削れるかどうかを診断します。
その診断をしていればしっかりしていれば問題は少ないと言えるでしょう。

ラミネートべニアの場合は削る量を少なくして、歯の損傷が最小限になるようにしています。
一方でジャケットクラウンではかなりの量を削りますが、その分大きさや形を自由に調整をすることが出来るので、根っこしかない歯の上に造形をすることが可能です。

健康な歯は削らないに越したことはありませんが、色や形にコンプレックスを持たれて精神的に苦痛な思いをされるのであれば、これらを踏まえたうえで、自分が「歯を削らない」ことか「美しさ」のどちらを重視するのかを考えてみてください。

【どんな人がラミネートべニアやジャケットクラウンに向いていますか?】

ホワイトニングでは十分に歯が白くならない人にはラミネートべニアが向いています。
エナメル質の形成不全で白斑があったり表面に凸凹がある場合や、虫歯の詰め物によって変色した場合にも有効です。

なお、神経を抜いた歯や、治療する歯が広い範囲にわたって虫歯が出来てしまった場合はエナメル質の表面を削ることが出来ないので、ラミネートべニアは不可能です。
この場合はジャケットクラウンが向いています。

ホワイトニングでは出来ない歯だけをラミネートクラウンやジャケットクラウンにして、そのほかの歯をホワイトニングをすることも可能ですので、色の白さが合うように歯科医師と相談をしましょう。

【市販の歯磨き粉で歯は白くなりますか?】

ある程度の着色汚れであれば落とすことが出来ます。

通常の研磨剤が入った歯磨き粉であれば、ある程度の歯の表面の着色汚れを落とすことが出来るので、歯の本来の白さに近づけることが出来ます。試しに1ヶ月間、研磨剤が配合されていないタイプの歯磨き粉で歯を磨いてみてください。

ヤニ取り用のタイプは研磨剤の粒子が大きく即効性がありますが、頻繁に使うと歯の表面に傷がつく恐れがありますので週1回程度の使用にとどめておきましょう。
研磨剤を含んでいない美白歯磨き剤も多数登場しています。例えば、ヤニなどの脂溶性の着色汚れを効果的に溶かす成分や着色汚れを吸着しやすい成分を配合しているタイプです

フィチン酸が配合されているタイプは、歯の表面の着色汚れだけでなく、内部の沈着汚れにも作用するため加齢による歯の黄ばみにも効果があると言われております。

【ホワイトニングはどの歯医者さんでも出来るんですか?】

ホワイトニングを実施する歯医者さんは増えておりますが、それが必ずしもホワイトニング技術が高いとは言えません。
少ない設備投資で比較的導入がしやすい故に、歯科医師が得意とする治療ではないにも関わらずホワイトニングを導入する歯医者さんもありますが、ホワイトニングが出来る患者と出来ない患者の見極めが出来なかったり歯の白さに対する細かい要望に応えるには、専門的な知識や経験がある歯医者さんを選ばないといけません。

ホワイトニングを専門とする歯科医院では、海外から効きの良い薬剤や機材を輸入しているところが多いので、ホワイトニング専門の施設や経験が豊富な歯医者さんに行きましょう。
月に10例以上ホワイトニングの症例があれば、ある程度はしっかりとホワイトニングをしていると考えて良いでしょう。

当院では、ホワイトニングのプロの水木ゆき菜先生が火曜日と木曜日に来院されてますので是非ご相談ください。

【歯医者さんでクリーニングをすると歯は白くなりますか?】

歯に付着した汚れの一部は「美白歯磨き剤」などを使うことによってある程度は落とすことが可能ですが、人の歯磨きはどうしても癖があるため磨き残しが出てしまいます。磨き残した箇所の汚れを落とすことが出来ずに歯がくすんでしまいます。
しかし、これを防ごうと歯を磨き過ぎると、今度は歯のエナメル質を削ってしまったり歯ぐきを痛めてしまいます。

歯に傷をつけず安全に本来の白さを取り戻すためには、歯医者さんで定期的なお掃除をおすすめします。
プロの手が加わることで、自分が今までの歯磨きで磨けていなかったところや、凸凹していたり歯と歯の間の磨くのが難しいところを効果的に綺麗にすることが出来ます。

また歯医者さんのクリーニングでは着色汚れのお掃除だけでなく、歯磨き指導や虫歯や歯周病の確認も受けられますので、お口の中の健康自体の向上も出来るメリットがあります。