完全にあごの骨の中に埋まっている場合や、完全に顔を出している場合は、炎症を起こすことが少ないので、痛くなければ抜かなくてもかまいません。
しかし、斜めに生えていたり半分だけ顔を出している場合は炎症を起こしやすく、抵抗力の低下により大きな腫れや痛みを伴ったり、手前の奥歯との間に虫歯をつくるリスクがあるため抜歯をお勧めしています。
月別アーカイブ: 2013年10月
返信
【親知らずはどうやって抜く?(その2)】
【親知らずはどうやって抜く?(その1)】
【顎関節症は再発しやすい?】
【あごと肩こりや頭痛は関係あるの?】
【健康保険は使えるの?】
【歯並びは関係あるの】
歯並びが悪いせいで、かみ合せがずれてしまい、あごに負担がかかっている可能性も考えられます。しかし、それが直接、顎関節症の原因となっているかどうかはわかりません。
歯並びが悪かったり、むし歯や歯が抜けていたり、入れ歯が合わなかったり、口の中の状態が悪い人でも、顎関節症にならない人はいくらでもいるからです。むしろ、ストレスなどの他の要因の方が多いのかもしれません。
ただし、歯並びの悪い人は「将来、顎関節症になる可能性をはらんでいる」ということはいえるかもしれません。歯並びの悪い人は、かみ合せも悪いことが多いからです。
顎関節症が発症したら、その原因が歯並びのせいなのか、別の原因か、専門家に相談してください。