【数値は基準値以下と言われたが不安です】

口臭物質は基準値以下と言われ、歯科医師には「口臭はない」と言われました。しかし「口が臭い」という思い込みが抜け出せなければ「口臭恐怖症」という心の悩みかもしれません。
このような人は、次々と歯科医院を転々としたり高額な治療費を払ったりケア製品を買い求めたりと、お金や時間を無駄にしかねませんのでご注意を!

口臭恐怖症は歯科医院で対応出来る範囲を超えていますので、お近くの精神科や心療内科を受診してみましょう。
歯科医院によっては「心療歯科」を併設しているところもありますので、探してみてください。

口臭恐怖症の症状は、話相手が目を背けたり鼻をつまんでいる仕草を見て自分の口臭のせいだと思い込んでしまうそうです。

【ストレスと口臭は関係ありますか?】

緊張して口の中が乾いてしまった時ってありませんか?
逆に、気持ち良く寝ている時によだれを垂らしてしまったことはありませんか?

唾液腺は自律神経の支配を受けているので、自分の力で唾液分泌をコントロールさせることが出来ません。
自律神経には、緊張をすると活動が活発的になる「交感神経」と、リラックスをした時に優位になる「副交感神経」の2種類があります。

緊張や不安などでストレスを感じている時には、交感神経が強く働いて、たんぱく質を多く含んだネバネバした唾液が少ししか出ないので口が乾いてしまいます。
唾液が減ることによって口の中が乾き、結果口臭が強くなります。