【歯周病と口内炎は関係があるのですか?】

基本的には関係はありませんが、入れ歯や歯周病が引き金になることはあります。

口の中の粘膜に出来る炎症を総称したものが口内炎です。口の中の粘膜ならば頬や唇の内側や歯ぐき、舌など、どこにでも出来てしまいます。口内炎が出来る原因は誤って噛んでしまった時などに出来る傷や、お口の中の衛生状態の悪さ、ビタミンなどの栄養不足、体力の低下やストレス、ウイルスやカビからの感染など様々です。口内炎が出来ると潰瘍が出来て痛くなったり食べ物や飲み物が口の中でしみたり、会話が不自由になりますので、なかなか辛い病気だと言えるでしょう。

同じ口の中で生じる病気なので、歯周病と口内炎が関係していると思う方もいるでしょうが、基本的にこの2つの病気は関係はありません。
ただし、入れ歯や矯正器具の不具合で口腔粘膜に傷がついたり、虫歯や歯周病などで口の中の衛生状態が悪いと口内炎になることもありますので、全く関係がないとは言い切れません。
このような場合は入れ歯の調整や虫歯や歯周病の治療が必要になります。

なお、口内炎の治療は口腔外科が専門ですので覚えておきましょう。

【舌を何度も噛んで傷跡がしこりになった】

たびたび舌の同じところを噛んで、傷跡がしこりになってしまうことがありますが、それが原因でがんになる場合があります。
舌がんの95%以上は、舌の両脇の側縁部に出来ます。
同じところを何度も噛んでしまうのは、歯が内側に傾いていたり、歯の一部が尖っていたりすることが原因と考えられ、原因さえ取り除けば防げることです。舌に傷跡やしこりがある場合はがんになる可能性もありますのでが、口腔外科専門の歯科医師に相談しましょう。
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【白板症】

口の中の粘膜が白っぽい、または赤白入り混じって変色し、2週間~1ケ月以上経過しても消えない「白板症」は、がん化(悪性化)する危険性があります(前癌病変)。
口内炎と違ってほとんど痛みがないのが特徴のため、白っぽい時期を見逃していた人や、半年前から気づいていたのに受診せずに放置している人もいます。
この白板症は5%程度の確率でがん化することが報告されていますので、気になるできものがある方は口腔外科専門の歯科医院に受診をお勧めします。
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