【タバコやお酒は口臭に関係ありますか?】

タバコには数千種類の物質が含まれていますが、その中に口臭の原因物質である「揮発性硫黄化合物(VSC)」も含まれています。
タバコを吸った後に吐かれる息には、硫化水素が多く含まれているという実験結果が出ており、喫煙から直接息に影響を及ぼすことは明らかです。
また、タールやニコチンも臭いの原因になっているので、普段喫煙している人と会話をしていて、タバコを吸っていない状態でも「タバコ臭い!」と感じた場合にはこのことです。

次にお酒です。
飲酒した時の臭いの元は、アルコールが体内で分解されて出来るアセトアルデヒドなど揮発性のある成分で、血液中に入って体内を巡り、肺から二酸化炭素と一緒に呼気として出てきます。
二日酔いで感じる臭いは、アルコール摂取量が多ければ多いほどこの成分が体内に残っているのです。

ギョウザに入っているニラやニンニクなどの強い臭いを発する食べ物も同様ですが、食べ物や飲み物による口臭は時間が経つにつれて薄くなります。

【歯ぐきが黒くて心配です】

歯周病やタバコのほかにも血行不良やメラニン色素の沈着が原因であることもあります

一般的に健康な歯ぐきは綺麗なピンク色になっております。歯ぐきが黒ずんでいると不健康に見えてしまい、気になる方も多いでしょう。
しかし、歯ぐきが黒いからと言って必ずしも不健康とは限りません。歯ぐきの血行が悪くて黒ずんで見えることもありますし、皮膚と同様にメラニン色素が沈着して黒くなることもあります。そのほかにも歯ぐきが黒ずむ原因として分かっているのは歯周病とタバコです。歯ぐきに炎症があると赤黒くなってしまいます。喫煙者の場合はニコチンによって歯ぐきの血行が悪くなることにより黒くなってしまいます。

ご家族に喫煙者が居るご家庭のお子様は、喫煙者が居ないご家庭のお子様と比べて歯ぐきの黒ずみが多く見られる報告もありますので、タバコを吸うことによって歯ぐきが黒ずんでしまうのは本人の問題だけではありませんので気を付けましょう。

【歯周病と糖尿病、喫煙の関係】

糖尿病、喫煙は歯周病になりやすいといわれています。

糖尿病の場合、高血糖が続いて血流が悪くなり、全身の細胞に酸素と栄養が送られず体の抵抗力が低下、口の中も同様にちょっとしたことで傷ついて歯周病菌に感染しやすくなります。
今では「歯周病も糖尿病の合併症の一つ」といわれています。

たばこを吸うとニコチンなどの有害物質が血管を収縮させ、血流が悪くなります。
そのため歯肉や歯に十分栄養が行き渡らなくなり、細菌に対する抵抗力が低下することが原因と考えられています。

喫煙 糖尿病 歯周病

【歯ぐきが黒ずんでいる】

一般的に歯ぐきはきれいなピンク色をしています
しかし、歯ぐきが黒ずんでいるからと言って、不健康というわけではなく、いくつかの原因が考えられます。

1.歯ぐきの血行が悪い
2.皮膚と同様メラニン色素の沈着
3.歯周病
4.喫煙

特に喫煙者の場合、ニコチンによって歯ぐきの血行が悪くなり、黒くなることがあります。

また、家族に喫煙者がいる家庭の子供は、いない家庭の子供より歯ぐきの黒住が多く見られたという報告もあるのです。
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【なぜ歯に色が付くの?】

代表的なのが、歯の表面の着色です。お茶や赤ワイン、カレー、コーヒーといった着色性の食べ物を摂取することで、歯の表面にステイン(汚れ)が付着します。たばこのヤニも原因の一つです。こうした食べ物を食べるほど、たばこを吸うほど色は濃くなります。
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もう一つは薬物による変色です。乳幼児期にテトラサイクリン系の抗生物質を服用すると象牙質に色素沈着が起こり、歯に黄色や茶色、グレーのすじが出てきます。
また、外傷などで歯の神経が死んでしまったり、神経を抜いた歯も時間が経つと象牙質が黒っぽく変色します。

さらに、加齢も歯が変色する原因です。年齢を重ねると表層のエナメル質の透明度が上がり、内側にある黄ばみのある象牙質の色が透けて見えやすくなるからです。