【歯石を取ったら歯と歯の間に隙間が出来てしまいました】

歯石を取った後の健康な形ですが、不安であれば相談をしてください。

歯科医院で歯石を除去してもらうと「歯ぐきが下がって隙間が広がり、以前より食べ物が挟まりやすくなった」とか「歯がしみるようになった」などという方が少なくないようです。特に歯石を除去する前に歯周病の症状が無かった人が逆に症状が出てしまい「納得がいかない」と感じる人が居てもおかしくありません。

歯ぐきが下がったのは、歯と歯の間を塞いでいた歯石を取ったことで歯ぐきの腫れが引いて、歯がしみるのは歯石を取った歯の根の部分が露出したためです。このような症状が出るのはある程度は仕方がないことです。何故ならば、歯石を取ることによって歯は「健康な形」を取り戻したと言えるからです。

ここでも大事なのはセルフケアです。歯と歯の間に挟まった食べ物は歯ブラシや歯間ブラシでしっかりと取りましょう。適切な歯磨きを続けていれば歯周ポケットも浅くなります。それでも歯周ポケットが気になる場合には歯科医師に相談してみてください。

【歯周病の治療は進行度によって違う?】

歯周病の治療は、大きく2種類に分類されます。

その一つが「歯周基本治療」。これは、プラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、歯垢を増加させる因子(むし歯や補綴物)の修正、かみ合わせの調整などを指し、すべての歯周病患者に行うものとされています。

もう一つは「歯周外科治療」。先の「歯周基本治療」をしても、4ミリ以上の歯周ポケットが残っている場合や破壊された歯周組織を再生する場合には、歯周外科による治療(手術)が選択されます。
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【歯周ポケットははどうしてできる?】

歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間に出来る溝のことをいいます。
健康な歯ぐきは歯と歯ぐきが密着しているので溝が浅いですが、歯周病で歯ぐきが腫れると盛り上がって歯から離れるので溝は深くなっていきます。
ここに歯周病原細菌が入り込み、炎症が歯ぐきの奥まで広がり、さらに溝が深くなり歯周炎に進行していくのです。
歯周ポケットの深さは、歯周病の進行度の目安となります。
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