口臭を改善するには、口の中の細菌を減らすことが大事なので、歯磨きやうがいが大事です。
薬局などでも様々な歯みがき粉や洗口剤が販売されており、その多くは「口臭の防止」という効果が挙げられています。
歯磨き粉や洗口剤に求められる性質は3つです。
1つ目は口の中の細菌を殺菌・消毒する作用。
2つ目は口臭の原因である揮発性硫黄化合物(VSC)の産生を抑制する消臭作用。
3つ目は悪臭を覆い隠すマスキング効果です。
殺菌や消毒の成分が含まれていれば「口臭の防止」と表現出来てしまいます。そのため、ほとんどの製品で「口臭の防止」と謳われていますが、人間を対象にした試験で有効性が確かめられた訳ではありません。
効果が認められた成分が配合された製品はごく一部なので、薬局で売っているものは少ないです。